
トリマーになりたいけど、求人情報をどこから調べたらいいかわからない。どうやったらトリマーとして働けるのか知りたい。
こういったお悩みに、トリマー歴11年目のわたしが答えていきます。
本記事の内容
- 求人情報を得られるサイトを3つ紹介します。
- トリマー就職で失敗しない方法。面接のときチェックすべきチェックリスト。
- 【実体験】面接を10件以上受けました。粘るべき。
もくじ
【就活】トリマー求人情報サイトおすすめ3選
トリマーは専門職なので大手の求人情報サイトに載っていない場合が多く、専門のサイトで調べなければいけません。おすすめのトリマー求人情報サイトはこちら。
トリマー業界でもっともメジャーなサイトです。全国別に求人情報が載っており、利用店舗が多く更新頻度が高めです。海外の求人情報が載っていたり、相談コーナーなどもあって求人以外の情報収集にも使えます。※ちなみに私は全ての就職活動でこのサイトを利用しました。今働いているサロンのオーナーも求人を出す場合はこのサイトを利用しています。
正社員、アルバイトなど詳細を設定して検索することができます。こだわり条件として「急募」や「学歴不問」などで検索でき、新卒で就職活動をするときに便利です。また、求人掲載日が「24時間以内」「3日以内」「7日以内」と検索できるのが良いポイント。好条件の求人は競争率が高く、面接順に採用を決めるお店だと、早いもの勝ちになってしまいます。どんな求人でも掲載されてからすぐ応募するのがお勧めです。
動物看護師など省き、トリマーの求人に特化したサイトです。ページ上部に更新日と掲載数が載っているので分かりやすい。会員登録すれば、非公開求人のチェックもできるので有効活用すると良いです。
トリマー就職で失敗しない方法。面接のとき確認すべきチェックリスト。
面接のときに、面接会場でそのお店に対してチェックすべきリストです。
- 面接官がトリマーかどうか
- スタッフルームが清潔か
- 休暇や就業規則について明確にしているか
- トリミング以外の業務があるか
面接官はその店舗のオーナー、店長などの場合が多いはずです。お店の責任者がトリマー経験者かどうかは、重要なポイントです。トリマー経験者だと、働く側の立場になってくれるからです。トリマーはハードな肉体労働です。トリマーじゃなかったとしても、責任者の人格をしっかり見極めましょう。
お店がいくら綺麗でも、スタッフルームが散らかっているとスタッフ間の人間関係が悪かったり仕事が忙しすぎる場合があります。見れるようならスタッフルームも覗いたほうが良いです。
休暇や就業規則については聞きづらいかもしれませんが、確認しておいたほうが安心です。お店によりますが、トリマーはサービス業なので平日休みで、年末は繁忙期なので休めない場合が多いです。週休2日かどうか、有給休暇はあるか、など確認したほうがいいです。
トリミング以外の業務は、たとえば送迎や生体販売などです。トリミング技術アップに集中したいならほかの業務をしていないお店の方が良いです。新人の頃はただでさえ掃除など雑用しかできないので、カット技術を早く身につけたいならなるべく犬に触れる時間が長いほうが断然良いです。
面接を20件以上受けました。粘るべき。
就職活動は疲れるし、採用が出ればそこで決めてしまいたいと思う人が多いでしょう。しかし、面接はたくさん受けてすぐには決めないことが大事です。
なぜかというと、お店によって条件は様々なので自分の働きたいスタイルに合った職場を選ぶべきだからです。
わたしは、トリマー学校卒業後に大阪のトリミングサロンで4軒ほど働きました。そこでの経験が以下の通りです。
- おしゃれなカフェ併設のサロンに就職したものの、先輩からの当たりがきつすぎて試用期間内に辞めました。
- カットが上手なサロンで働き始めたもの、お給料が上がらなくて2年ほどで辞めました。
- 紹介で働き始めたサロンでは、大型犬のシャンプーばかりでカットの勉強ができず半年ほどで辞めました。
その後、過去の経験をふまえて「安定した給料、カットの勉強ができる、人間関係が良い」という条件で東京で就活しました。
面接の試用期間などすべて含めて10件以上のサロンを見た結果、いまの職場に就職し現在で7年働いています。結果として、今のサロンは人間関係が良く、トリマー経験のあるオーナーのもとで週休2日で働くことができています。
カット技術を学んで、雑誌に5回以上載ることができました。
なので、就職先には妥協せず一度働いて辞めたとしても、たくさん面接を受けて自分に合った職場を選ぶべきだといえます。