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『悪魔はいつもそこに』感想、考察。ネタバレあり。

2020年9月17日


がっつり重め。このキャストじゃなかったらここまで楽しめなかったかな。
スパイダーマンじゃないトムホ良かった!バッキ―太った?

評価68点


[2020.9.17投稿]

『悪魔はいつもそこに』キャスト

トム・ホランド、ビル・スカルスガルド、セバスチャン・スタン、ヘイリー・ベネット、ライリー・キーオ、ロバート・パティンソン

『悪魔はいつもそこに』感想。ネタバレあり。

神を信じ祈るものは救われず、神を恨む者が生き残るという物語でした。まさにこの世には悪魔がいつもいるかのよう。

父親が飼い犬を生贄にしてまで救おうとした母は病死。

妹が自殺寸前で縄を取ろうとしたときは不運にも足を滑らせてしまう。

写真モデルの連続殺人犯カップルと対峙した時、主人公は幸運にも空砲で助かった。

すべての物事が、神を信じない主人公の味方をし、信仰心のある人に苦痛を与える結果となっています。皮肉なような現実的なような。。

下衆な牧師が非道なことをしでかすっていうのは、わりとよくあるパターンという感じがしたもののロバート・パティンソンがしっかりふりきっていて、話し方から立ち振る舞いすべてから出る下衆感は凄まじかった!次期バッドマンに期待が高まります。

父親役のビル・スカルスガルドはITの役がすっかり定着してしまって、笑うとちょっとピエロに見える感はある。とはいえ、妻を愛しすぎてちょっとおかしくなった父親を好演していましたね。その長い手足と実は端正な顔立ちからまた違った良さが垣間見えました。

そして、主役トム・ホランド!脱スパイダーマン。悲しい過去を抱えた主人公役を演じ切っていて、妹を守るために青年をタコ殴りにして脅すシーンは迫力ばっちり。目元を潤ませる表情には母性本能くすぐられまくりました…。

セバスティアン・スタンは頬になんか詰めてたのかな?増量もしてそうだけど、今後マフィアとか悪役も観てみたいと思わせてくれたと思う。

このキャストじゃなかったら観てなかったし、このキャストじゃなかったらそんなに楽しめなかった気がする映画でした。

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