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『オータム・イン・ニューヨーク』感想、考察。ネタバレあり。リチャード・ギア×ウィノナ・ライダーの豪華共演だけどちょっと物足りない。浮気男の言い訳に笑える。


ニューヨークの秋景色の美しさとお洒落さを堪能!
リチャード・ギア×ウィノナライダーの豪華共演が嬉しい限りだけど、言ってしまうとそれ以上はない感じ。
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評価点50点  
 
〔2020.11.15投稿〕
 

『オータム・イン・ニューヨーク』作品情報

監督:ジョアン・チェン

脚本:アリソン・バーネット

キャスト:リチャード・ギア、ウィノナ・ライダー、ジル・ヘネシー、アンソニー・ラパリア、シェリー・ストリングフィールド

評価
【IMDb】 5.7/10
【Rottentomates】 TOMATOMETER19% AUDIENCESCORE 54%
【映画.COM】2.8
【Filmarks】3.1

2001年ラジー賞(アカデミー賞前夜にその年の「最低」な映画を選出する映画祭)に主演ふたり揃ってノミネートしていますね…。演技自体は良かったと思いますが。

『オータム・イン・ニューヨーク』感想考察。ネタバレあり

渋くてかっこいいおじさまと物怖じしない若き美女とのラブストーリー。ってマンガにありそうな設定。
しかも美女は実は心臓病で余命わずかっていう要素までそろってる。

リチャード・ギア×ウィノナ・ライダーの美男美女をこの設定で観られるだけでも豪華すぎるくらいですが、言ってしまえばそこに尽きます。

正々堂々と浮気したことを正当化するリチャード・ギアの開き直った物言いはもはやすがすがしい!「ああ、寝たさ。俺はこうなんだ。なにが悪い」みたいなセリフには思わず「いやだめでしょ…」とツッコミたくなりつつ、あまりにも開き直るからもはや笑えてきました。

それにしたって相手は本気だったんだからそれを騙して元カノとパーティの最中に友達の家の屋根裏で寝るなんてもう絶対アウトでしょう。しかもそのパーティーに彼女いるのにこれはキツイ。

さて浮気うんぬんは置いといて、後半は彼女に死期が迫りシリアスなムードに。

ここに来てのJ・K・シモンズ。この流れは助かってハッピーエンドかなと思いきやの悲しいラスト。
ここは哀愁というか、ようやく現実味のある展開で腑に落ちた感はしました。ちょっと切ないけれどそれも味かな。

しかし最後まであまりに設定が現実離れしてて感情移入できなかったのが本音です。
前半のときめき指数が高めだったがゆえ後半ノリきれなかった感否めません。

この時代のラブストーリーの形といえばそうかもしれませんが。

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