〔2020.9.22投稿〕

行き過ぎたオーガニックライフ!同じ夢を見続ける男女!などちょっと変わった設定の映画を集めました。
映画ならではの非現実感に引き込まれて、リフレッシュしたいときにおすすめです。
もくじ
はじまりへの旅(2016)
スマホもテレビもパソコンもなし。山の中で自給自足の生活をしていた父親のベンとその6人の子どもたちが母親の葬儀をきっかけに生き方を考えなおすストーリー。
子育てって?しあわせな生き方って?ていうシンプルかつ人生の本質を突いた内容にハッとさせられます。
父親役のヴィゴ・モーテンセンの熱演がすごい!長男役は『1917 命をかけた伝令』のジョージ・マッケイなのも注目。
自然の壮大な映像や、歌声の美しさも必見の一作。
心と体と(2017)
食肉処理場で働く話したこともない男女が、同じ夢を見ているという奇妙な共通点から徐々に心を通わせていくストーリー。
ちょっと不思議な雰囲気のハンガリー映画だけれど、こじらせ系男女のラブストーリーでふたりの不器用さがなんとも可愛い…。
観終わった後、じんわり心が温まる映画です。ちょっと血が出てくるので苦手な人は注意。
ぼくとアールと彼女のさよなら(2015)
自作パロディ映画が趣味の男子高生が、余命わずかの女子高生と仲良くなり友情を通して自分の将来を見つめ直す青春ドラマ。
余命僅かな女子高生役をオリヴィア・クックが見事に演じています。
編集がものすごくおしゃれで、病気に対して悲観的になりすぎないところがただのお涙ちょうだい系じゃなくていいところ!
トゥルーマンショー(1998)
幸せな生活を送っていたトゥルーマンがある日、自分以外の全員が役を演じていてテレビ番組で放送されていた気づくという物語。
世界観のクオリティがすごい!生きてきた世界が全部ニセモノだったと気づいたときの絶望とそのなかで見つけたホンモノを貫くために行動する勇気に、胸を打たれます。
ジム・キャリーのコミカルながら真に迫る演技が見どころ。
6才のボクが、大人になるまで。(2014)
6歳の少年が母と姉とともに暮らす中で、母の再婚、暴力的な義父や初恋などを通して成長していく姿を描くヒューマンドラマ。
実際に12年もの間同じキャストを撮り続けているのがすごい!『ビフォアサンライズ』シリーズのリチャード・リンクレイターならではの力作。
ものすごくナチュラルな演技の中で、突き刺さるセリフの数々に子どもがおとなになる過程で得るものと失うものについて考えさせられます。