
あらすじとポイントに沿って解説していきます。個人的解釈です!
もくじ
「ワンダヴィジョン」作品情報
監督:マット・シャクマン
キャスト:エリザベス・オルセン、ポール・ベタニー、テヨナ・パリス、カット・デニングス、ランドール・パーク、キャスリン・ハーン
「ワンダヴィジョン」予告編
「ワンダヴィジョン」1話2話あらすじ。ネタバレ
第1話
クラシックカーに乗ったふたりが登場。ワンダはウエディングドレス姿。ヴィジョンはタキシード姿で部屋に入っていく。
カレンダーの23日にハートマークが書かれていた。ヴィジョンは何の日か思い出せないままで仕事に出かけようとする。
ワンダは特別な日だからと一緒にお祝いをしようと言って見送った。
隣りの家のアグネスが観葉植物をもって挨拶しにやってきた。義母がいるから家を抜け出したかったと話す。
ワンダが指輪をしていないことを指摘するアグネス。だが人間の背の高い男性と結婚していると話すワンダ。
ふたりの記念日だと聞いて結婚記念日だろうと言うアグネス。さっきまで読んでいた本に「夫を死ぬまで虜にする方法」が書いてあったから、ムードのある夜を演出しようということになる。
一方でヴィジョンは「計算サービス社」で働いている。あっという間に同僚ノームに頼まれていた計算用紙を仕上げたヴィジョンはその働きっぷりをノームに褒められる。
そしてノームに今日が何の日か思い出せないと相談する。そこに現れた上司のハートに「今夜は楽しみにしている」と伝えられる。
今夜はハート夫妻をディナーに招待する日だったと思い出した。
夫妻を満足させられなければヴィジョンは会社で出世できなくなってしまうのだった。
通過儀礼のようなものだと伝えられるヴィジョンは怯えてワンダに電話します。
ワンダはアグネスと一緒に記念日ディナーの作戦を立てていました。
かみ合わない会話のまま電話は終わってしまう。
~【コマーシャル】 スタークインダストリーズ社製のトースター~
ハート夫人と一緒に帰宅したヴィジョン。ワンダはダイアンに食事の材料とメニューを持ってきてもらって調理を始める。
能力を使って鶏を丸焼きにしたり、卵に戻してしまったりして調理は進まない。
待ちくたびれたハート夫人はキッチンと繋がる窓を開けてしまう。そこでヴィジョンはヤケティ・ヤックの歌を歌って夫人の視線を逸らした。
お腹をすかせた夫妻の我慢は限界になった。そこで諦めたワンダは朝食のメニューを作って夫妻に振舞うことにした。
ディナー中にいつ結婚してどうしてここへ来たのかという質問に応えられず詰まってしまうワンダとヴィジョン。
問い詰めるハートは食べ物をのどに詰まらせてしまう。
苦しむハートを見かねたワンダはヴィジョンに助けるよう頼む。のどに詰まったものをヴィジョンのすり抜ける能力でのどに手を入れて助けることが出来た。
感謝した夫妻は喜んで帰っていった。
ワンダは記念日も結婚指輪も思い出の歌もないと嘆く。今日を記念日にしようと言い始めるヴィジョン。能力で指輪を作ったワンダ。
引きのショットになり、画面に映るふたりの笑顔のエンドロール。
謎の人物がノートにメモを取るのをやめノートを閉じる。ノートの表紙には〇に剣のようなマークが書かれている。
その人物がリモコンを操作すると、
「PLEASE STAND BY(しばらくお待ちください。)」
の文字が出て、正式なエンドロールへ。
第2話
~【オープニング】「奥様は魔女」風イラストによるふたりの生活~
夜中に物音で目覚めるワンダ。能力でライトをつけたり消したりする。ヴィジョンは目覚め外の様子を確認するが何もなかった。
しかしまた物音が鳴って怯えるヴィジョン。不審者が最近街に出入りしているからだと話す。もう一度ものあとがしたのでワンダが能力を使ってカーテンを開けた。
すると外では枝が揺れていた。安心したふたりは寄せ合ったベッドで仲良く眠りに入る。
翌朝家でマジックの練習をするワンダとヴィジョン。町の資金集めのイベントでマジックショーを披露する予定だからだ。
ワンダは実行委員会に、ヴィジョンは町の図書館で見回りの会議に参加することにする。
外で物音がして見に行くとヘリコプターの模型のような物が庭の植木に刺さっていた。(それだけカラーになっている)赤と黄色のヘリコプターで57という番号と円の中に交差した剣のようなマークが書かれている。(第1話の最後のメモに書かれていたものと同じマーク)
そこへアグネスがウサギを持って現れた。ウサギをショーに出すように持ってきたのだった。
アグネスに連れられてドッティの家にやってきたふたり。アグネスいわく、ドッティと仲良くなれるかどうかによって今後の生活が左右されるらしい。パーティやこどもができてからのことだ。言動に気を付けるよう指摘されるワンダ。
緊張しつつドッティらとのプールサイドでの会合に参加したワンダ。緊張のあまり変なタイミングで拍手をしたり合いの手を打って浮いてしまう。参加者のジェラルディンと意気投合する。
一方で図書館の会議に無理やり参加したヴィジョン。ジョークセンスを褒められガムを貰ったヴィジョンは誤ってガムを飲み込んでしまう。
お腹の中のネジが絡まってしまう。
ドッティと二人きりになったワンダ。ラジオから「ワンダ 聞こえるか応答せよ 誰が君に指令を?」という声が聞こえてくる。
不審がるドッティと動揺するワンダ。ドッティが持っていたグラスが割れてしまった。手のひらから血が出る。(その血だけカラーで赤い色)
~【コマーシャル】腕時計ストラッカー HYDRA 1000Mの文字入り~
ショーの当日。現われたヴィジョンは飲み込んだガムのせいで様子がおかしい。
観客の前で宙に浮いたりピアノを持ち上げたりして能力を見せてしまう。どうにか能力のせいではないとごまかすワンダ。
なんとか大盛況のうちにショーは終わり、ドッティからも称賛される。
舞台裏でワンダはヴィジョンのお腹からガムを取り出した。
帰宅するとワンダのお腹は膨らんでおり、妊娠を喜ぶ二人。
外から物音がして出てみると、マンホールから防護服のようなものを身につけた人物が現われる。背中にはあの円の中に剣のようなマークが書かれたロゴ。
その人物がこちらを振り向くのを見て、「ダメ」とつぶやくワンダ。
すると場面は逆再生になる。妊娠を喜ぶ二人のシーンへ。
キスするとふたりの周りはモノクロからカラーへと変化した。ここでThe End。
「ワンダ 誰が君に指示を?」という声が聞こえていた。
『ワンダヴィジョン』感想、考察。
1960年代のシットコム風で全編モノクロという作り。「奥様は魔女」の完全オマージュのオープニングや2人の演技もとてもコミカルで、映画ではいつもシリアスな表情ばかりだったのでとても新鮮でした。
しかしこれは前振りだというのは分かっているので、早く本題に入ってくれないかなとやきもきします。せめて1話目までで良かったのではないかな?
とりあえず楽しめるのはワンダの可愛い衣装や表情でしょうか…。今後少しづつ謎が明かされていくのを楽しみにするほかありません。
ちりばめられたポイントについてまとめてみました。
「ワンダヴィジョン」謎ポイント
謎のロゴマーク
〇の中に剣のような絵が描かれたマークのことです。
登場シーン
・メモを取るノートの表紙(1話)
・ヘリコプターの模型(赤と黄色のアイアンマンカラー)(2話)
・マンホールから現れた人物の防護服に書かれていました。(2話)
解釈
・メモを取っているということは監視されているということ?そのマークの組織によって閉じ込められているのか?
・ヘリコプターがアイアンマンカラーだったことからトニー・スタークと関係している?アーマーをあの配色にしたのはトニーの趣味だったので。
・マンホールから現れた人物は防護服を着ていたので近代の人物だろう。 防護服を着ているからワンダたちがいる場所が危険ということ?(顔の周りはメッシュ素材のような感じで養蜂用のスーツぽいものにも見えた)
コマーシャル
・スタークインダストリー社のホットサンドメーカー☜アイアンマンことトニー・スタークの会社
・腕時計ストラッカー HYDRA 1000Mの文字入り☜キャプテンアメリカが戦った組織ヒドラの名前入り時計
謎の声
ラジオから聞こえた「ワンダ 聞こえるか応答せよ 誰が君に指令を?」という声の主は一体誰なのか?
1話のディナーで並べられたワインボトル
夕食時にワンダが注ぐワインボトルには、「メゾンデュメプリ」と書かれたラベルが付いています。これはフランス語で「侮辱の家」を意味します。さらに重要なことに、Mはマキシモフ、ミュータントとその革命的リーダーであるマグニートー(ワンダの父、エリック・レンズハー)との関係に関係しています。
IMDBより
仲良くなった女性が新キャラ?
ドッティとの会合で会った女性ジェラルディンは、マーベルの女性ヒーローのひとり「モニカ・ランボー」です。
彼女の動きにも今後は注目ですね…。
BREAKING: #MonicaRambeau is the focus of an official new #WandaVision character poster! https://t.co/2ryTXJIyKv pic.twitter.com/CFJDdLtAQE
— MCU - The Direct (@MCU_Direct) January 12, 2021
『#キャプテン・マーベル 2』米公開日が2022年11月に再決定🎬https://t.co/YjS75puaOj
「#ミズ・マーベル」カマラ・カーン役 #イマン・ヴェラーニ &成長した #マリア・ランボー の娘モニカ役テヨナ・パリスの出演も決定!#キャプテンマーベル #ミズマーベル #テヨナパリス
— THE RIVER (@the_river_jp) December 11, 2020