「ワンダヴィジョン」7話、8話、9話(最終話)のあらすじを解説、考察していきます。
ついに事の真相が明らかに!
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もくじ
第7話「第4の壁を破って」あらすじ
It was her all along 🐇 The seventh episode of Marvel Studios' #WandaVision is now streaming on @DisneyPlus. pic.twitter.com/MkJif48YsN
— WandaVision (@wandavision) February 22, 2021
ベッドで目覚めたワンダ。昨夜街の境界線を広げてしまいすっかり疲れていた。
息子たちが起こしに来ても元気がなかった。
【ワンダの名前ばかりのオープニング】
サーカス団で目覚めたヴィジョン。ルージーが縄抜け名人としてそこにいた。
ワンダと息子たちの元に隣人のアグネスがやってきた。不安定なワンダを気遣ったアグネスは息子たちを預かってくれたのだった。
境界線の外に居た軍人らに会いに来たウーとモニカ。SWORDの兵器で境界を越えようと目論む。
サーカスにいたルーシーは精神を操作されて、これまでの記憶がなかったのでヴィジョンが能力を使って元に戻してふたりで車に乗り込んだ。
~コマーシャル~【抗鬱剤「NEXUS」】
最新の乗り物でウエストビューの中に入ろうとしたモニカだったが、すぐに車体ははじかれて失敗に終わった。モニカは身を挺してどうにか中へ入ったのだった。(目が青く変化)
ヴィジョンとルーシーは家に帰ろうとしたが、赤信号が続いたり工事や行列にさえぎられてなかなか帰れない。ワンダが帰路を妨害しているようだった。
その間にルーシーに、自分が死ぬまでの過程の話を聞いたヴィジョンだった。
ワンダに会いに来たモニカ。SWORDがヴィジョンを兵器利用しようとしていることを知らせ、街を操るのをやめるよう説得するのだった。
しかし、アグネスにさえぎられワンダはアグネスの家に連れてこられる。何か違和感を感じ、彼女の家の地下に降りたワンダ。
待ち構えていたアグネス。自分も「アガサ・ハークネス」という魔女だと名乗ったのだった。
第8話「前回までは」あらすじ
Only two episodes left 💥 The eighth episode of Marvel Studios' #WandaVision is now streaming on @DisneyPlus. pic.twitter.com/xvNMV0PEgq
— WandaVision (@wandavision) February 26, 2021
1693年マサチューセッツセイラムにて。アガサ・ハークネスは縛り上げられ数人の魔女と母親の魔女に処罰を受けていた。仲間を裏切り知識を盗み黒魔術を使った罪で糾弾されていたのだ。
力を奪おうとした母親たちだったが逆にアガサに全ての力を吸い取られてしまった。
現在にて。ルーン魔術の防御の魔術によって結界に捕らわれたワンダ。結界の中にいるときは魔術をかけた魔女しか魔法を使えないのだった。
ピエトロは別の肉体を操っていただけだと分かる。アガサは自分の魔術をワンダに見せる。ワンダの強さや街を作り上げた方法を明かすように脅す。
アガサは魔術でワンダに過去を見せる。
ワンダの少女時代、ソコヴィアの自宅。「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」のシーズン2の21話のビデオを観る一家。そろってシットコムを観るのが習慣だったのだ。
ソコヴィアの闘いで爆撃を受け、家は倒壊し両親を失ったワンダとピエトロ。「スタークインダストリーズ」の不発弾があったせいで2日間閉じ込められたのだった。
ヒドラの基地の記憶。杖に触れようと近づくと、マインドストーンがワンダに近づいて弾けた。閃光を浴びたワンダは失神する。
アヴェンジャーズの本部の一室。シットコムを観ていたワンダ。ヴィジョンがピエトロを失って傷心のワンダを慰めたときの記憶。
SWORDの本部にヴィジョンの遺体を取りに来た時のワンダの記憶。
ヘイワード長官は解体されていくヴィジョンをワンダに見せる。知覚兵器であるヴィジョンは渡せないと話す長官。別れを告げて本部を後にしたワンダだった。
ニュージャージーのウエストヴューにやってきたワンダ。ヴィジョンとふたりで暮らすはずだった空地で悲しみに暮れる。そこでパワーが爆発して空想の空間を作り出してしまったのだった。
そして、ヴィジョンをもワンダは作り出した。
助けを求める息子たちの声に外へ飛び出すワンダ。双子を人質に取ったアガサが「あなたはスカーレット・ウィッチだ」とワンダは告げた。
【エンドロール後】
SWORD基地で白色のヴィジョンに電源が入れられ目を覚ました。
第9話「シリーズ最終話」あらすじ
Only two days until the finale of Marvel Studios' #WandaVision. Rewatch episode eight now on @DisneyPlus. pic.twitter.com/uEqvcMttyg
— WandaVision (@wandavision) March 3, 2021
ワンダはアガサを攻撃するが、アガサは相手の攻撃から魔力を奪う能力を持っていた。車をぶつけたが彼女は靴だけを残して消えてしまった。
白いヴィジョンがワンダを攻撃しに来たのを、ヴィジョンが助けに来た。白いヴィジョンとヴィジョンが死闘を繰り広げる。
「ダークホールド(禁断の書)」にワンダの事が「スカーレットウィッチは作り出される。仲間を持たず呪文も必要ない。その魔術は至高の魔術師をも上回る」と書かれていると語るアガサ。
ドッティをはじめ、街の人々の精神操作を解除したアガサ。人々は街から出してくれとワンダに懇願する。動揺したワンダは人々の首を締めてしまう。ワンダは人々を解放するために街の結界を開きはじめる。
しかし街がなくなれば息子らとヴィジョンは消えてしまう。ワンダは途中で結界を戻した。アガサに魔術を奪われつつあるワンダ。
そこへSWORDの軍隊がやってきた。
一方モニカはピエトロに部屋に閉じ込められていた。ピエトロはラルフ・ボーナーという人物をアガサが操っていたのだった。彼が付けていたネックレスを引きちぎり操作を解いた。
駆けつけたモニカはトミーとビリーと一緒に軍隊と闘う姿勢になった。長官が撃った弾はモニカの体を貫通するが彼女には効かずそのまま落下した。トミーとビリーも能力を発揮して加勢する。
白いヴィジョンとワンダが作り出したヴィジョンは闘いの中で互いの存在について言及する。白いヴィジョンのアクセスを禁じられたデータを見れるよう頭に触れる。
全ての記憶を取り戻した白いヴィジョンは「私はヴィジョン」と言って空高く飛んで行った。
アガサとワンダは激しく魔術で闘っていた。攻撃をするたびに力を奪われるワンダ。遂に全ての魔力を奪われ力尽きてしまった。
そのパワーでワンダに攻撃しようとしたアガサだったが魔術を封じられてしまった。ワンダによって防御の魔術にかけられていたのだ。(結界の中ではそれを作った魔女だけが力を使える)
アガサから全ての魔術を吸いとるワンダ。(新たなコスチュームをまとった姿になった)
そして、アグネスとして街の中で生きるようアガサの精神を操ると、以前のアグネスのキャラクターで話しはじめるアガサだった。
家に帰るワンダ、ヴィジョンと息子たち。結界が少しずつ消えていき彼らの家にも近づく。
トミーとビリーをベッドで寝かせてふたりに愛を伝えるワンダとヴィジョン。
「ママに選んでくれてありがとう」と最後に伝えたのだった。
リビングで見つめ合うワンダとヴィジョン。愛を伝え合うふたり。「私は声として生まれた。その後肉体を与えられ今は本物の記憶を持った。次は何になるんだろう。前にも別れた。だからきっと」とヴィジョンは言い、「また会える」と言うワンダ。「また会おうワンダ」と言って消えてしまったヴィジョン。
家もなくなり、空き地に佇むワンダ。
モニカは「あなたの力が私にもあれば母を蘇らせる」と言ってワンダのやったことを責めなかったのだった。ワンダはウエストヴューの人々の冷たい視線を浴びながら街を後にするのだった。
【エンドロール後】
捜査官を指揮するウー。長官は逮捕されていた。モニカは刑事に映画館で事情聴取をすると呼びだされる。お母さんの友人の代理だと話す彼女(スクラル人の姿になった)は「飛行禁止だそうね 彼が会いたいと」と言って空を指さす。
【エンドクレジット後】
雪山に囲まれた広大な土地の中にぽつんとある一軒家。
そこではワンダが暮らしていた。家の奥ではスカーレット・ウィッチの姿のワンダがダークホールド(禁断の書)を読んでいた。突然「ママ助けて!ママお願い!」という声が聞こえてきたのだった。
完
最終話感想とフェーズ4の予想ポイント
ついに終わってしまいました…。最後の方はかなり泣けました...。
ワンダの悲しい人生。そして息子とヴィジョンとの別れが切なすぎます。でも新生ヴィジョン誕生!ということでまた再会できるという希望があって本当に良かった!
アグネスの正体はアガサ・ハークネス
隣人アグネスが黒幕だった事はとても意外で、まんまと騙されてしまったのですがそのヒントは第4話18分20秒に隠れていました。住人たちの身元を調査して張り出していた中でアグネスだけが身元が判明していなかったのです。(身分書の張り出しがなかった)
コミックではスカーレットウィッチに魔術を教える師匠のキャラクターだそうですが、本作では完全に敵役でした。しかし、ルーン文字の魔術をワンダが真似たという点では魔術を教えたと言えるでしょう。
ドクター・ストレンジ2作目『Doctor strange in Multiverse of Madness』(原題)への繋がり
モニカに会いたがっている「彼」とは?捜査官に化けていたスクラル人は「キャプテンマーベル」に出てきた異星人なので、お母さん(マリア・ランボー)の友人=キャプテンマーベルの事だろうと予想できます。
そしてキャプテンマーベルの理解者であるニック・フューリーのことを指して「彼が会いたいと」と言っているのでしょう。
逆にワンダの暴走に対してなんのアクションも無かったのはちょっと気になるところ。後の作品で同時期にそれぞれが別の闘いに巻き込まれていたことが判明するパターンでしょうか。
ソーとハルクがシビルウォーにいなかった事をいじったショートムービーがあったように何かしら説明があると楽しいかもしれません。
「至高の魔術師」という言葉はエンシェント・ワンが得た称号であったり、分身の術のようにダークシールドを読むワンダの姿からはストレンジの能力を彷彿とさせます。
ラストに息子たちの声で「助けて」と聞こえてきたことから、彼らを助けるエピソードがドクターストレンジ2作目(2021年公開予定)には登場するのでしょうか。
モニカ・ランボーの今後
最終話で一時的に目が青色に変わり、銃弾が体をすり抜けるなど超人的パワーを手に入れたモニカ。フューリーに呼ばれたということは、シールドの仲間入りをするのか新生アベンジャーズ入りするのでしょうか。
気になるのは、母であるマリア・ランボーと親友だったはずのキャプテンマーベルの話が出た時に表情が曇ったことです。何か軋轢があったのか。それはキャプテンマーベル2作目(2022年公開予定)で明らかになるはずです。モニカ役のテヨナ・パリスの出演が決まっています。
まとめ
ますます今後のMCU作品に期待が高まってきました!まずは2週間後の3/19配信開始の「ファルコン&ウィンターソルジャー」が楽しみですね!