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『崖っぷちの男』感想、あらすじ。ネタバレあり。高層ビルに立てこもる男のスリリングなサスペンス映画。

2012年製作のサスペンス映画『崖っぷちの男』を観ました。
爽快!スリリングなアクションとテンポの良い展開で楽しめました!
あんまり先読みできない(私みたいな)人は謎解きも楽しめるはずです。
U-NEXTで配信中。
評価点70点  
 

『崖っぷちの男』作品情報

監督:アスガー・レス

キャスト:サム・ワ―シントン、エリザベス・バンクス、ジェイミー・ベル、アンソニー・マッキー、エド・バーンズ、タイタス・ウェリバー、ジェネシス・ロドリゲス、キーラ・セジウィック、エド・ハリス

『アバター』のサム・ワーシントンが主役を務めています。
『リトルダンサー』のジェイミー・ベルが弟役、アベンジャーズシリーズのファルコンでお馴染みのアンソニー・マッキーが元相棒役で登場するのも嬉しい。

『崖っぷちの男』予告

『崖っぷちの男』あらすじ。後半ネタバレあり。

地下鉄でニューヨークのルーズヴェルトホテルへやってきた男ニック・キャシディ(サム・ワーシントン)は眺めの良い21階の部屋を選びチェックインした。

ルームサービスでお酒と食事を済ませメモ書きを残したあと、おもむろに窓の外にでたニックは足がすくむような地上への景色を見下ろし、息を整えようとしていた。

~時は遡り、一か月前のシンシン刑務所。~

元警察官のニックは25年の実刑を受けていた。元同僚のアッカ―マン(アンソニー・マッキー)がニックに面談にやってきて、「新しい証拠を見つけてお前の無実の罪を晴らさなければ」と話していた。

ニックの父親フランク・キャシディが亡くなり、葬儀に出席する許可を得たニック。
葬式の最中、弟のジョーイ(ジェイミーー・ベル)と言い合いになった結果もみあい、見張りで来ていた警官の銃を奪い逃走することに成功する。

パトカーを車で上手くかわし、列車と衝突しながらもどうにか逃げ遂せたニックだった。

備品庫のような場所で資金や服などを調達し、写真をみつめるニック。

~ここで現在のビルの上に戻る~

ジョン・ドハーティ刑事(エド・バーンズ)やダンテ・マーカス刑事(タイタス・ウェリバー)が駆けつけ、ニックの身元を探ろうとする。

ニックは部屋に入るよう説得を試みるジョンに対して「30分でリディア・マーサ―を呼ばないと飛び降りる」と告げた。

ビルの周辺にはテレビ中継のキャスターややじ馬たちが集まってきて騒然とした雰囲気が広がっている。

マーサー(エリザベス・バンクス)は疲れてうんざりした様子でニックと刑事たちが集まる部屋にやってきた。
彼女は一か月前に橋の飛び降りの説得に失敗して警察官をひとり死なせてしまっていた。そのことを知っていたニックは彼女が来ればさらに注目が集まることを知ってあえて指名したのだった。

マーサ―やほかの刑事たちに聞かれないように弟のジョーイと無線で連絡をとるニック。ジョーイと恋人のアンジー(ジェネシス・ロドリゲス)はルーズヴェルトホテルの向かいにあるビルに忍び込もうとしていた。

自作の爆弾で屋上に穴をあけて忍び込んだジョーイとアンジーは用意周到に準備していて、ニックに指示を仰ぎながら必死にビルの奥に進んでいく。

ニックを説得するマーサ―は次第にニックの言い分に耳を傾けるようになる。自殺目的ではなくなにかうらがあるのではと考え始めるマーサ―だった。

一方でマーサ―の吸いかけのたばこを吸ったことで、ニックの身元が識別されてしまった。

※以下、ネタバレあり。

ニックはイングランダー社の4千万ドルする宝石を窃盗した罪で捕まっていたことが明らかにされたのだった。

マーサ―は何が目的なのかとニックを責め立てる。ニックは自分がはめられたことと、無実だということを証明するためにこんなことをしていると説明する。

ニックは宝石を運ぶ任務の最中に襲われ記憶を失い、目が覚めたらイングランダー社長(エド・ハリス)に強盗に仕立て上げられていたとマーサ―に話す。

破産寸前だったイングランダーがダイヤの盗難を偽装し、保険金で窮地を喫したのだというニックの言い分を聞いたマーサーは、署内でのある事件を思い出していた。

ニックは、証拠のコカインが盗まれた犯人についての内務調査に協力して、警官のウォーカーの仕業だと証言していたのだった。

ニックが服役した一週間後に飲酒運転で川に突っ込んだウォーカーは死んでいることから、マーサ―はウォーカーの仲間がニックをはめたのではないかとにらんでいた。

そのことを告げられたマーカス刑事はいち早く取り押さえようと強行突入しようとする。

そこへアッカーマンが焦った様子でやって来て、ニックがいる部屋に押し入り部屋に戻るよう説得を試み始めたのだった。

しかし、アッカーマンもウォーカーの仲間とグルなのかと疑ったニックは応じない。

一方で、イングランダ―が所有するビルに忍び込んでいるジョーイらは、熱センサーや監視カメラの目をどうにかかいくぐって金庫にたどり着くことに成功する。

しかし、金庫にダイヤはなく社長の指紋、顔認証、暗証番号を必要とする別の金庫に隠されていたのだった。

社長室に忍び込んだジョーイとアンジーは銃で社長を脅し、ダイヤを奪い取ることに成功する。ホテルマンにダイヤ入りのバッグを預けたジョーイたちはホテルを去ろうとしていたが、マーカス刑事に見つかってしまった。

ニックはビルに強行突入した武装部隊に追われ、ビルを走り回っていたが屋上でマーカスに捕まってしまう。そこへジョーイを拘束したイングランダーが現れ、ジョーイと引き換えにダイヤを渡すよう脅しをかける。

マーカスはイングランダーに雇われていたのだった。

渋々ダイヤをイングランダーに渡したニック。イングランダーは満足げにビルを出て行ってしまう。

マーカスはニックの口封じのために、ジョーイの命と引き換えに飛び降りるように銃で脅す。

一触即発の状にアッカ―マンが駆けつけ、物陰からマーカスを銃で撃ってニックを援護した。アッカーマンはニックがはめられることを知らなかったのだと告白する。

ダイヤを持ってビルから立ち去ろうとするイングランダーを見つけたニックは意を決して屋上から飛び降りる。大ジャンプの末、下に用意されていたエアーバッグに着地したニックは走ってイングランダーに追いついた。

やじ馬の一人が手を貸してくれてイングランダ―に殴りかかり遂にニックはダイヤを取り返した。その場にいた観衆が目撃者としてニックはその後無実とみなされ釈放されたのだった。

祝杯をあげるバーで元同僚が集まる中、バーテンの男性が振り返る。ニックが立てこもっていた間食事を届けたり、ジョーイからダイヤ入りのバッグを受け取っていたホテルマンだった。

そして、ニックはマーサ―にそのホテルマンが自分の父親だと紹介した。葬式から作戦は始まっていたのだった。

『崖っぷちの男』感想、考察。ネタバレあり

爽快!最後まーるく解決しちゃう感じはザ・アメリカ映画という感じですが最後までスリリングで楽しめました。

中盤までは、主人公がずっとベランダに居るのでほとんど動きがないシーンが続きますが、その分弟とセクシーな彼女がミッションインポッシブルばりにドタバタと頑張ってくれるのでハラハラさせられます。

真相が明かされてからの展開はとてもスリリングで、部隊が突入したことでニックがようやくベランダから抜け出し攻防戦を繰り広げます。

アッカ―マンのベストタイミングで登場してからは、ついに屋上からのジャンプ!!
ずっとニック目線で上からの景色を見ていて恐怖を煽られていたので、よりこの落下シーンはこわい…!つい背中がのけぞってしまいました…。

その後はかなり勢いでまとめた感がありましたが、まぁそこは求めてないと言えばそうかな。この映画の良さはロジックより爽快さ!という感じです。

最後ホテルマンが父親だったことに全く私は気付いていなかったので嬉しい驚きだったのですがこれは気づく人の方がもしかしたら多いかもしれませんね…。

観返すてみれば、カードキーをニックに渡す仕草がラフすぎたり、食事差し入れていたり、目が正直だとか言ってたり結構匂わせてましたもんね。わたしってにぶいな。。

深く考えずにハラハラドキドキ楽しめる映画としておすすめです!

※画像は映画.COMより引用

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